手作りコスメと薬膳。ヨモギとハトムギのパック

ハトムギとヨモギ

秋に向かう肌に薬膳の中薬を

薬膳の中薬(薬効が認められ、中医学の理論に基づいて使用されるもの)ヨモギとハトムギ。化粧品で使用されるヨモギエキス、ハトムギエキス(ヨクイニン)は、どちらも保湿成分。古くから伝わる美肌効果は、収れん、ひきしめ、血行促進、美白などがあげられます。

先日は、スクラブをご紹介しましたが、今回はフェイシャルパックを手作り。角質が厚くなりがちな今の季節にぴったりのピーリング系のパックです。

用意するもの
・ヨモギ茶 適量(大匙1程度)
・ハトムギパウダー(ハトムギ粉) 大匙1
・器、大匙、スパチュラなど
作り方
1.ヨモギ抽出液(ヨモギ茶)を作ります
少し濃い目に入れて、冷めるまで30分ぐらい放置し、ゆっくり抽出します。

2.ハトムギペーストを作ります
器にハトムギパウダーを入れ、1のヨモギ抽出液を少しずつ加えながらよく混ぜ合わせます。1対1が目安ですが、お好みで濃度を調整してください。柔らかくなりすぎないように、少しずつ加えるのがポイントです。

※保存はせず、一回で使い切ります※

完成したら顔全体に薄く伸ばして、3分~5分程度でよく洗い流します。乾いてくると少しパリパリと引きつるので、完全に乾く前までがおすすめ。肌に残らないように(少しだけかゆみを感じた経験が)、よく洗い流してください。

※手作りコスメは、材料がお肌に合わない場合もあります。少しでも刺激を感じたら、すぐに使用を中止してください。必ず1回で使い切ってください。

ヨモギとハトムギ。薬膳のはたらき

ヨモギ/艾葉(がいよう)
残ったヨモギ茶は飲用に。血行を促進し、体を温めてくれます。

温経止血(おんけいししつ)経路を温めて、出血を止める。冷えによる生理痛、不正出血、腹痛、血便、痔出血
ヨモギ

ハトムギ/薏苡仁(よくいにん)
ハトムギは、毒素や老廃物を排出する働きで、シミ、ソバカスなどの肌トラブルにも効果的。パックは、生の粉末を使いますが、食用は、炒ったり、加熱して使用します。

利水滲湿(りすいしんしつ)利尿作用で体内の余分な水分を排出する
健脾補肺(けんぴほはい)弱っている脾(消化器系)の働きを高め、肺の虚弱を補う
清熱解毒(せいねつげどく)熱を取り除き、毒を排出する
ハトムギ

ヨモギとハトムギのお取り寄せ

ヨモギ茶は九州の「タマチャンショップ」(ユニークな商品がたくさんあって魅力的)、ハトムギパウダーは奈良の国産ハトムギ専門店「それいゆ」から取り寄せました。単品は、どちらも送料無料です。

ハトムギとヨモギ通販

「それいゆ」は先日はじめて利用したんですが、ハトムギ愛にあふれたショップ。他のアイテムもこちらで購入しようかな、と思っています。

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