発酵性食物繊維で腸活&ダイエット

スープ

腸内環境を整えるために食物繊維を積極的に。最新の研究では、水溶性、不溶性という性質ではなく、体内で発酵するかどうかの機能が重要だそう。日経ヘルス4月号に興味深い記事が掲載されていました。

腸活の新常識。食物繊維は発酵性を

心とカラダの健康に繋がる腸の健康。最新の日経ヘルスの特集は「年齢を感じさせない人が知っている体幹と腸活の新事実」。役立つ情報満載です。

なかでも興味深かったのが「”発酵する”食物繊維がアンチエイジングの鍵だった」という記事。

食物繊維のなかでも「発酵性食物繊維」がアンチエイジング成分として注目されているとのこと。詳しくは本誌を読んでいただくとして、簡単にポイントを整理しました。

腸内環境の改善と短鎖脂肪酸

腸内には大きく分けて善玉菌、悪玉菌、日和見菌が生息していますが、このなかで有益な働きをするのがビフィズス菌や酪酸菌などの善玉菌。ここまでは良く知られていますよね。

腸内環境

そして、最近、よく耳にするのが短鎖脂肪酸。短鎖脂肪酸は、腸内を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖や侵入を防ぐとともに、腸の蠕動運動を活発にし、有害物質を排出する働きを持っています。

さらに日経ヘルスによると

「短鎖脂肪酸は体内に吸収されて、脂肪の吸収を抑えたり、血糖値上昇を抑えるホルモン分泌に作用するなど全身に好影響を与えることがわかってきた」

日経ヘルス2021.4/腸活の新常識

とのこと。生活習慣病の予防にも短鎖脂肪酸が関与しているそう。

発酵性食物繊維で短鎖脂肪酸を増やす 

発酵性食物繊維は消化されずに大腸に到達し、腸内細菌である善玉菌によって発酵・分解されて、短鎖脂肪酸となります。

主に水溶性食物繊維に多く,大麦、オーツ麦、ライ麦、玄米などの精製していない穀物、ジャガイモ、サツマイモ、タマネギなどの根菜・芋類、大豆などの豆類、海藻、などに多く含まれています。

雑穀

腸内環境を整えるバランスの良い食事

毎日の食事によって良くも悪くも変化する腸内環境。良好な状態を保つためには、善玉菌のエサとなる食物繊維を積極的に摂ることが有用。

ただし、同じものばかりを食べて居ると逆効果に。身体に良い、と聞くとついついそれだけに偏りがちですが、気をつけないといけないですね。

日経へルスで紹介されているのは、発酵性食物繊維を含む食材と他の腸活食材をバランスよく組み合わせた「腸活スープ」。簡単で美味しそうなレシピです。

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