薬膳スーパーフード。クコの実

世界が認める薬膳スーパーフード
杏仁豆腐のトッピングでお馴染みのクコの実。あまりにも馴染み過ぎて過少評価していました。
実は、薬膳の中薬(薬効が認められ、中医学の理論に基づいて使用されるもの)であり、世界が認めるスーパーフード。小さな赤い実に、ビタミン、ミネラル、たんぱく質、β-カロテンなど、美と健康の有効成分が凝縮されています。
枸杞子(くこし)・ゴジベリー
楊貴妃が「不老不死の妙薬」として食していたと言われるクコの実。名称は、枸杞子(くこし)。
欧米では、ゴジべリー(goji berry)と呼ばれ、「地球上で最も豊富な栄養素を含むフルーツ」として、セレブも注目するスーパーフードのひとつです。
薬膳のはたらきは、滋補肝腎、益精明目、潤肺止咳。成長、発育、ホルモンのバランスに関わる「腎」と、血液を蓄え、気・血の流れを調整する「肝」のはたらきを補うことで、老化防止、アンチエイジングにパワーを発揮すると伝えられています。
滋補肝腎(じほかんじん) | 肝腎の陰を養う |
益精明目(えきせいめいもく) | 精血を養って、目を養い、目の疲れ・かすみなどを改善する |
潤肺止咳(じゅんぱいしがい) | 肺の乾燥を潤し、咳を止める |

もっと活用したいクコの実
杏仁豆腐用に買ったけれど、使い切れないまま忘れていたクコの実。
朝のヨーグルトやシリアル、サラダ、スープ、お粥、紅茶やスイーツにトッピング。はちみつやお酢につけても、そのまま食べてもOK。まだ残っていたら、ぜひ活用を!!
2020-06-21 by
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