温めの薬膳。生姜コンフィチュール

生姜コンフィチュール

温め食材の代表といえば生姜。今が収穫期の根生姜で”生姜コンフィチュール”を作りました。紅茶やルイボスティーに入れると、体の芯からポカポカになります。

生姜コンフィチュールいろいろ

基本のレシピは、すりおろした生姜とグラニュー糖を同量、レモン汁適量。弱火で軽く煮込めば完成です。瓶の写真が生姜1パック分。今回は、フードプロセッサーですりおろして、オリゴ糖で作りました。

生姜コンフィチュール

フランス語のコンフィチュールは響きが美しいので広義に。アレンジはいろいろ、黒砂糖も美味です。

生姜は加熱と乾燥でパワーアップ

生姜に含まれるジンゲロールの血流促進効果は、生のままだと一時的。加熱すると(乾燥しても)ショウガオールに変身して、体の中心からしっかりと温めてくれれるので、慢性の冷え性にはこちらがおすすめ。加熱しすぎると効果がなくなるので、低温でじっくりがポイントです。

生姜の皮にはアルミホイルを活用

ジンゲロールは皮付近に多く含まれるので剥かずにと言われますが、雑菌が多いという指摘もあるので、アルミホイルで表面をこすって下処理を。ネットで発見したこの裏技、簡単にキレイになる素晴らしい方法=とっても便利です。

温めの薬膳。生姜の働き

生姜

漢方処方にも用いられる生姜。薬膳では、主に風邪を治療する辛温解表類(しんおんげひょうるい)に分類される食材(食用と薬用の両方に使える食材や中薬)で、体を温めて改善する働きを持っています。

発汗解表(はっかんげひょう)晩秋、冬、早春の風邪の悪寒、体の痛み
温胃止嘔(おんいしおう)胃の冷え、痛み、吐き気、嘔吐、食欲不振
温肺止咳(おんぱいしがい)肺を温めて咳を止める

お茶に生姜。一日大匙1弱を目安に

生姜は刺激が強いので、一日大匙1弱を目安に。コンフィチュールは、紅茶、ルイボスティー、ほうじ茶など、お好みのお茶に入れて1週間以内に使い切ります。美味しい温活にぜひ。

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