梅雨の薬膳茶。とうもろこしのひげ茶

学べば学ぶほど奥深い薬膳。レシピの考案はまだまだ難しいのですが、勉強したレシピを再現したり、薬膳茶を楽しんだりと、少しずつ暮らしの中に取り入れています。
梅雨の薬膳茶
湿度が高くなる梅雨は、体に水分が貯まりやすく、冷えやむくみを起こしやすい季節。
薬膳の教えは「脾の消化促進と水分の働きの補強」。
水分代謝を促すもの、胃腸の機能を整える働きのあるものを摂り入れて、梅雨のむくみ対策。
雨の週末、「とうもろこしのひげ」を煎じてみました。
玉米鬚(ぎょくべいしゅ)・とうもろこしのひげ
とうもろこしのひげは、玉米鬚(ぎょくべいしゅ)と呼ばれる中薬(薬効が認められ、中医学の理論に基づいて使用されるもの)。
乾燥させたとうもろこしのひげは、煎じてお茶やスープ、細かく切っておかゆの具に。ほんのりと香ばしく、優しい味わいです。

はたらきは、利水消腫、解毒排膿。むくみ改善の他、吹き出物、ニキビなどの美容効果が期待できます。
利水消腫(りすいしょうしゅ) | 利尿作用によって、腫れやむくみを解消する |
解毒排膿(げどくはいのう) | 膿を出して毒を取り除く |
とうろこしのひげ茶
とうもろこしと言えば、韓国のコーン茶もお馴染み。
カルディで調達した「センビョ とうもろこしのひげ茶」があったので飲み比べてみました。

写真の左、色が濃い方が韓国のもの。とうもろこし、玄米、大麦エキスをブレンドしてあるので、より香ばしく感じます。
雨の音を聞きながら、ゆっくり二杯。こうして体によい温かいお茶を飲んでいると「養生してる」気分で和みます。
2020-06-16 by
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