食事で紫外線対策。体の内側からもUVケア

紫外線とビタミン

体の内側から肌を守る

夏はもちろん、一年を通じて必要な紫外線対策。紫外線を浴び続けると、細胞を傷つける活性酸素が過剰に発生し、さまざまなダメージを引き起こします。

このダメージから肌を守るのが抗酸化物質。体内での生成は、年齢と共に減少してしまうので、ビタミンA、C、E、フィトケミカル(カロテノイド、ポリフェノール)など、強い抗酸化力のある食品を積極的に摂り入れるのがポイント。紫外線対策のヒントに、抗酸化力の高い食品をいくつかピックアップしてみました。

明日葉の青汁でβ-カロテン

明日葉

カロテノイド類のβ-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに転換されます。緑黄色野菜に多く含まれ、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。

βカロテン当量(100gあたり・単位μg) ※すべて生

モロヘイヤにんじん明日葉ホウレン草西洋かぼちゃ
10,0008,6005,3004,2004,000
出典食品成分表2020(女子栄養大学出版部)

手軽にチャージするなら、明日葉100%の青汁もおすすめ。ほんの少し薬草っぽい苦さはありますが、そんなにまずくはありません。毎朝、飲んでます。

明日葉の青汁

完熟トマトでリコピン

トマト

トマト、すいか、ピンクグレープフルーツなどに含まれる赤い色素成分、リコピン。トマトの抗酸化力は、ビタミンEの100倍以上にもなるそう。昔から「医者いらず」と言われるだけありますね。

加熱したり、油を使って調理したり、すりつぶしたりすることで吸収率がアップ。完熟トマトの水煮やトマトジュース、ビューレー、ケチャップなどの加工品もパワフルです。

抗酸化野菜のラタトゥイユ

ビタミンCが豊富な赤ピーマン、ポリフェノールの茄子、β-カロテンのにんじん、フラボノイドを含むたまねぎなど、抗酸化野菜たっぷりのラタトュイユやスープも美味しそうです。

チョコレートでポリフェノール

カカオポリフェノール

ポリフェノールには、赤ワインのアントシアニン、緑茶のカテキン、最近注目のコーヒーのクロロゲン酸、フラボノイド(そばのルチン、大豆、納豆のイソフラボン)などがありますが、ピックアップしたのは、カカオ豆に含まれるカカオマスポリフェノール。

ハイカカオのチョコレート、たとえば、森永製菓の「カレ・ド・ショコラ<カカオ88>」は、1枚28カロリー(ポリフェノール含有量は150mg)。一日、何回かに分けて6枚食べたとしても168カロリーと控えめ。満足感も高いので、体重管理中の強い味方です。

紫外線は内側と外側でガード

シミ、シワ、たるみなど、肌の老化の8割は、紫外線が影響しているという説も。外側はUVコスメで、内側は、抗酸化力の高い食事でしっかりガードが必須です。

7月~8月は、年間で最も紫外線量が多くなる時期。早めのスタートでアンチエイジングを!!

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